成人病という言葉を聞いたことある方は多いでしょう。
今では生活習慣病と呼ばれているため、あまり耳にすることはなくなりましたが、そもそも「成人病」とは、どのような病気を指している言葉でしょうか。この文章では、それを解説していきます。
成人病とは、40代から60代の方に発生しやすい病気の総称です。かつて成人病は、「加齢によって患う確率が上昇する」というように考えられていました。しかし今では加齢よりも、生活習慣により罹患率や慢性化率が変わるとわかってきました。そのため、生活習慣病と言う名前に変わりました。成人病の中でも、三大成人病と呼ばれるものがあり、それは、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患の三つです。この三大成人病だけで、日本人の死因の50%以上を占めています。非常に恐ろしい病気であると分かります。
生活習慣病に呼称が変わりましたが、生活習慣病にも七大生活習慣病というものがあり、それは悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、高血圧性疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患の七つです。これらの恐ろしい病気にかからないようにするためには、日頃から健康的な生活を心がける必要があります。ぜひ健康に過ごしましょう。