平衡機能というのはいろいろな部分を検査しなければどこに障害があるのかわからないそうです。筋肉や関節、目、内耳からの情報を脳幹や小脳で受け取り、からだの各所に命令が伝えられることで調節されるそうです。めまいだからといって三半規管が不調というわけではなく、小脳や脳幹に腫瘍ができている場合だってあるということのようです。からだのバランスの検査は、まっすぐに立って、からだのふらつきをチェックするのだそうです。まず目を開けた状態で検査をするそうです。次には目を閉じて視覚情報を遮断するそうです。脳に障害があるときは、目を開けていようと閉じていようとふらつくそうです。歩いたり、足踏みしたりしてかたよりを調べるそうです。目を開けたときと閉じたときとのふらつきの程度を比較するそうです。重心動揺計とうものを使ったりするそうです。眼振と呼ばれる眼球運動に異常があるとめまいがあったりするそうです。眼振は目を遮ったおきによくあらわれるそうです。フレンツェルメガネをかけて検査をするそうです。この眼鏡はかけた人は目がよく見えないそうですが、検査をする人は目の動きがよく見えるそうです。部屋を暗くして、上向きに寝て頭の位置を変えて眼振の有無や性状を観察するそうです。外耳道に冷水や温水を入れると、内耳が刺激されてめまいが起こるそうです。このときに起こる眼振を観察することで半規管の機能が検査できるそうです。内耳に病気があるとめまいがしないそうです。からだを回転されて眼振が発生するかどうかを見る検査もあるそうです。回転刺激検査というそうです。他にも視標追跡検査、視運動性眼振検査というものがあるそうですが、これらは脳幹や小脳に原因のあるめまい疾患の鑑別に役立つそうです。